安全&病院 (無人島で暮らそう。) 17304

安全第一

山への愛をこじらせて猟師を目指す!
1 名前:匿名

2014/11/09 (Sun) 18:07:43


 山への愛をこじらせて猟師を目指す!


登山好きの専業主婦が、山への愛をこじらせて猟師を目指す!集え☆狩りガール&ハンター!

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伊豆七島の噂
1 名前:匿名

2013/03/24 (Sun) 16:01:40

伊豆七島の噂





伊豆諸島空撮 1. 各島の名産が、だいたい「くさや」と「明日葉」と「牛乳せんべい」
2.1876年まで静岡県に含まれていた(韮山県→足柄県→静岡県→東京府)
3.静岡県から東京府に移ったのは古くから伊豆諸島の江戸とのつながりが強かったため。 でもバランス的に神奈川か千葉にでも管轄させた方が良かったと思う 神奈川は分かるが千葉は全くピンとこない。


4.本当は伊豆八島である。 有人島は9つだよ?ま、七島といって切れるのは青ヶ島らしいですが。
もう一つ入っていないのは江戸時代まで無人島だった式根島。なお、七島のうち八丈島は八丈小島(昔は有人島だった)とあわせて一島。

5.昔はここも独立させられそうになった。(1946年1月29日)
6.町村なのに郡がない。 古代には賀茂郡の一部として扱われていたらしい。

7.「島しょ」と表記されることもある。「しょ」がひらがなでものすごく格好悪い。 漢字で書くと「島嶼」。「島」は読み書き出来ても、「嶼」は読むにも書くにも難しい。

8.貨物輸送手段が東海汽船とその系列会社に限られ、そのほとんどを島関係者で抑えられてるため、メジャーなコンビニが1件もない。
9.富山村亡き今、市町村人口のワースト3がここに集中している。 最近、新潟県粟島浦村がワースト2に落ちてきた。とはいっても粟島浦村・利島村・御蔵島村はあまり人口に差がないみたいなので、また変わる可能性がある。


[編集] 伊豆大島の噂





微かに見える伊豆大島 1.あんこと椿。 とプロペラ機 強風で東京にUターンもしばしば。

船でも熱海からだと1時間かかりませんよ!

2.三原山 ゴジラの没地です
貞子とか砂漠とか
最初は広島の三原市にあると思った。

3.三浦半島・房総半島・伊豆半島の先などから遠くの方に山のように見えるのが大島。
4.簡易裁判所がある。

[編集] 利島の噂
1.豊島区と間違える。 なぜゆえ?
ああ、これで「としま」と読むから…。

2.椿油の生産量がえらいことになってる。
3.本土には近いが下手したら新島、神津島、八丈島より孤島。さらにライフラインが貧弱。
4.娯楽らしきものは釣りか山歩きかボーリング(普通の部屋かと思ったら2レーンのボーリング場)のみ。
5.島の全土の森林の殆どが椿の林。似た様な風景が延々と続く。
6.「りしま」とか「りとう」とかよく誤読される。確かに「離島」だけどw

[編集] 新島の噂
1.一時期サーフィンとナンパのメッカだった。 東京の暴走族が徒歩でやってきて、夜な夜な「原宿のように人が多い」メインストリートを練り歩いていたらしいが、今やそこにあるのは寂れた土産物屋ばかりである。

2.「新島の伝説」という曲が有名。歌っていた人は・・・事情により公表を差し控えさせていただきます。 えーっと…確か田××× 刑期を全うしたからもう許してあげなよ(苦笑) 再度刑期に入りそうなんで許されませんw



3.移動系は急行カードしかないので不便 桃鉄のカード売り場の話か?
伊豆大島と八丈島ができてからは三宅島がカード売場になった。

4.くさやを作っているところって、ほんとくさいや。
5.名物はモアイならぬモヤイ。渋谷にもあるでよ。 JR蒲田駅東口にもあるでな。すぐ脇が喫煙所だけど。
茨城県石岡市の柏原池公園にもあるでよ

6.ご当地ガラスでがんばっているらしいが,あんまり知られていない。 ガラスの世界では有名。国際ガラスアートフェスティバル開催

7.トライアスロン大会 伊豆大島でもやってるぞ


[編集] 式根島
1.新島村の一部 ライフライン(電気・水道)は新島から海底配管

2.新島とは村営船「にしき2」で結ばれている
3.島内に高校はないため、高校生は船で新島高校に通う。
4.江戸時代までは新島と地続きだったらしい。 実は違う説が最近有力


[編集] 神津島の噂
1.確か縄文時代、黒曜石の名産地だったという話を聞いたことがあるような…… その通り。神津島産の黒曜石が各地で出土したりする。

2.毎年5月中旬頃に韓国人女性キリシタン「ジュリア・おたあ」の遺徳を偲ぶ祭り、「ジュリア祭」がある。ジュリアは洗礼名・おたあは日本名。 しかし、実際にはジュリア・おたあは神津島で没してないらしい。

3.地震情報でよく聞く地名。

[編集] 三宅島の噂
1.なんと言っても噴火。 噴火前であれば「くさや」と出たハズ。培養菌を蘇らすのが大変だったそうだ。

2.立ち入り禁止区域あり。
3.ガスマスク必需。 竹芝桟橋の東海汽船売店で平然と売られている。

4.サタドー(サンスクリットで地獄)岬なる物騒な地名があるが、ガスとあいまって本当の地獄にさらに近づいた。
5.バイクの聖地として発展して欲しい。
6.町営バスは元都営バス。
7.羽田からの定期便が再開されるらしいが、その機体がボンバルディア・・・

[編集] 御蔵島の噂
1.島の回りにイルカがたくさん。
2.上陸の時には八丈島から接岸できないと東京に行くハメになるので船内は殺伐としている。
3.島を一周することができず、道路の果ては行き止まりになっている。
4.水は豊富だ。御蔵の原水として売ってるぞ。島内には水力発電所もあるぞ。 竹芝の売店で買えるが、飲みやすくてマジうまい。


[編集] 八丈島の噂
1.関ヶ原の戦いの後、戦国武将・宇喜多秀家が流罪となった島。 関ヶ原の戦いの後、徳川幕府によって八丈島に流罪となるまでの数年間は、薩摩の島津家に匿われていたらしい。
宇喜多秀家のお墓はあるがお骨は今は八丈島にはない。

2.七人の坊さんの呪いがあり、坂上地域ではその噂を絶対にしない。 なんでも「大昔、大飢饉の真っ最中に漂着した七人の坊主が住民に追い詰められて皆殺しにされた」とか。

3.古い家のほとんどに流人の血が入っている。
4.八畳しかない。 ドラえもんには「四畳半島」が。確かスネ夫ん家の別荘がそこにある。 蛇足だが半島ではなく島。よじょうはんじま。


5.イタチが多い
6.スーパーや酒屋以外は来店予約しないと閉まっている店が多い。
7.「おせんころがし」というわけわからん名所の存在。 それは千葉県勝浦

8.キョン! ? 死刑! ですか…。
植物園に行けばキョンに会えるとか。
マジレスすると、キョンという名前の鹿がいる。 決してこっちのことではない。「死刑!」といってもこっちではない。



9.東京MXを始め23区と同じ番組が見れる、おまけに光ファイバーも来てるヲタに優しい島。 NTTが見放してたから、ソフトバンクが頑張って引いたんだっけ? 八丈島出身のNTTドコモ社員が、「八丈島にもブロードバンドを!」と各通信会社に陳情して回ったとき、真っ先に反応したのがソフトバンクBB。そのときにソフトバンクBBが使う本土までの専用線をNTT東日本が敷設して、そのついでにBフレッツも提供開始。 ATM(NTT地域会社の専用線サービス)くらいなら以前からあったが、Yahoo!BBやBフレッツに耐えられる帯域はなかったはず。 実は、ソフトバンクも八丈島で独自でブロードバンド開設と詠っていたが、本土と八丈島間で当初抑えていた専用線は64kしか無かったというのは秘密だ。実際にブロードバンド化できたのは、NTTドコモの地下海底ケーブルを分岐できたおかげ。



つーか東京都内なので東京と同じサービスなのは当然。離島の日本一人口の少ない村でもメディアの面では充実。 ただしインドアの娯楽は充実しててもアウトドアは暇…


10.「島流し」という名の芋焼酎がある。 罪人に飲ませる酒ではない。

11.菊池(チはさんずい)奥山、沖山、浅沼、持丸の苗字が多い。
12.桃鉄ではワープ駅がある。
13.昔は隣の八丈小島にも人が住んでいたが、1969年に集団離島して無人になった。 八丈小島には町村制が施行されず、第二次大戦直後までずっと名主制度が残っていた。その後鳥打、宇津木の2村が置かれたが、宇津木村はあまりに人口が少ないため(わずか50人前後!)、町村総会という直接民主制が実施されていた。


[編集] 青ヶ島の噂
1. 日本一小さな自治体 島の人口が圧倒的に少ないため、全員がほぼ知り合い状態、郵便物は住所の番地を書かなくても届く たしか人口が200人ちょい。 2010年の国勢調査では200人を割ったらしい。ちなみに人口の半分は外から来た公務員。


それでも人口密度の低さは福島県桧枝岐村にはかなわない。
というか、青ヶ島村はそもそも全て「無番地」。だから姓名をきちんと書かないと届かない。

2. 一時愛知県富山村にその地位を明け渡したが、その後返り咲きを果たす。ライバルの富山村は合併してなくなった為、当分の間、その地位は安泰と思われる。
3. 船以外にも、八丈島からヘリでのアクセスが可能。船がしょっちゅう欠航する為。 頼めば貨物船にも乗せてくれるけど、住環境はあまり宜しくない模様。

4. しょっちゅう役場で人を募集しているが、あんな小さな島にそんなに必要なのだろうか。前任者の行方は?
5. 南方のいくつかの無人島をめぐって八丈町と領土問題を抱えている。
6. あまりにも交通が不便なため、戦後かなり後の時代まで都・国レベルの選挙の対象外とされていた。
7.「青酎(あおちゅう)」という芋焼酎で有名。 酒税より徴収費用の方が高くつくせいで、勝手に作ってても黙認されるらしい。

8. あおい輝彦はこの島の出身。 佐々木ベジも。

9.意外かもしれないが、mova、FOMA共に使用可能。auは残念ながら無理。 softbankは・・・
3Gなら一応使えるみたいだよ
最近はauも使えるようになったらしい。芋場やウィルコムは相変わらず駄目。

10.世界でも珍しい「2重カルデラ型火山」の島らしい。
11.幻と言われる「大正16年」が実在した島です。 大正天皇が死んだ大正15年12月25日から年明けまでにその情報が伝わらなかったとか。

12.こんな島だが居酒屋が一軒だけ存在する。ただ、看板も何も出していないので観光客が見てもわからないらしい。で、帰宅は多分×××

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サメ
1 名前:匿名

2013/03/20 (Wed) 18:33:31

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サメ



「鮫」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「鮫 (曖昧さ回避)」をご覧ください。


サメ(鮫)は、軟骨魚綱板鰓亜綱に属する魚類のうち、鰓裂が体の側面に開くものの総称。鰓裂が下面に開くエイとは区別される。世界中に約500種が存在する。世界中の海洋に広く分布し、一部の種は汽水域、淡水域にも進出する。また、深海性のサメも知られている。

体の大きさは種によって異なり、最大のジンベエザメ(体長およそ14m)から最小のツラナガコビトザメ(体長22cm)までさまざまであるが、平均的には1 - 3mのものが多い。サメを意味する言葉として、他にワニ(鰐)やフカ(鱶)が使われることもある。詳細は、下記#神話におけるサメ参照。



概要 [編集]

サメは獰猛で危険な生物というイメージが定着しているが、人に危害を加えるおそれのある種は20 - 30程度とされ、サメ類全体の1割ほどである。中でもホホジロザメやイタチザメなどに代表されるような鋭い歯と力強いあごを持つ種は特に危険であるが、その多くは外洋性で人との接触の機会はあまりない[要出典]。ただし沖合で船が沈没する事によって襲われるケースも知られている[1]。まれに海水浴場など人のいる沿岸域にそのようなサメが現れると、安全のためそこは遊泳禁止になったり、サメよけネットが張られるなどの対策が講じられる。

一部のサメは絶滅の危機に瀕しているが、イメージが悪いせいか鯨に比べ保護はあまり進んでいない。詳細は本記事の#保護の項目を参照。

サメの起源は約4億年前の古生代デヴォン紀に遡る。最初のサメは浅い海で進化したといわれている。サメは淡水との親和性が高く、今も淡水湖などでとれることがある。古生代後期の石炭紀になると、様々なグループが現れた。古生代に現れたサメの多くは、石炭紀からペルム紀にかけて絶滅し、現代のサメの原型は中生代に現れたといわれる。サメは出現したときにはすでに現在とほぼ同じような姿をしており、以来あまり大きく変化していない。そのため、サメは生きている化石と言えるかもしれない。エイ類は、ジュラ紀にサメの一部が派生し進化したと考えられている。そのため、カスザメのようにエイ類とほとんど区別がつかないような種も存在する。現代型のサメの多くは白亜紀に原型が出来上がり、新生代に現代型のサメが世界中の海に放散して種類を増やし、特にメジロザメ類が繁栄したと考えられている。サメは多様な環境に適応したために、その生態は非常に多岐にわたる。サメ類の性質については軟骨魚類の項目も参照のこと。

海中における捕食と繁殖に特化した生物と言え、4億年前から現在に至るまでほとんど形態に変化がないのは、すでにこの形態が捕食・繁殖に最も適合した究極の進化形態であるからとする見方もある。 尚、同様に数億年間そのままの形態でいる生き物にゴキブリやワニがいる。

「サメ」の語源は諸説あるが、その体のわりに目が小さいことから、小さい目→小目→サメとされる説がよく知られている。また、同様の理由で、狭い目(狭い眼)→狭目(狭眼)→サメという説もある。

特徴 [編集]





イタチザメの歯。相手に突き刺さりやすく斜めに尖っている。
形態 [編集]

体型 [編集]

体の形は種によって異なる。外洋に生息し回遊を行う種ではマグロ類のような流線型、海底に生息する種では細長い形や上下に平べったい形など、様々である。

背鰭、胸鰭、腹鰭、臀鰭、尾鰭を備える。背鰭はカグラザメ目を除き、2基。尾鰭は通常、上の方(上葉)が下の方(下葉)よりも長い異尾である。これにより後方ではなくやや斜め下に水を押し出すことになる。これはサメは浮き袋がないため肝油を考慮しても水より密度が高く、高度をたもつには常に下方向に力を発生させる必要があるためである。

この重心後方の尾鰭による直接下方推力と、重心前方の胸鰭による揚力により姿勢を保つ。そのため鳥同様一定速度以下になると胸鰭での揚力が不足し[2]沈む。泳ぎ続けないと溺れるといっても鰓への酸素供給のみを主因とするマグロなどとは若干異なる。

呼吸 [編集]





一般的なサメの体型
サメ類の中には呼吸のため一定速度の水流を要求するものと、静止状態でも呼吸可能なものがいる。

つまり静止した場合沈む、のは共通だが失速して沈んでしまうが命に別条は無いものと、呼吸困難に陥って死んでしまうものの両方が存在する。また鰭が硬骨魚類ほど自在には動かないため能動的にブレーキをかける能力がない。このためサメは止まれないという場合、こちらを意図していわれる場合があるため注意が必要である。上葉には切れ込みが見られる。外洋性のホオジロザメやアオザメなどは三日月型をしている。サメ類の鰭はマダイなど一般の魚のように膜状ではなく、皮膚で覆われて厚みがある。

鱗 [編集]

体表は歯と相同の鱗(楯鱗、皮歯ともいう)で覆われる。サメの体は、頭から尾に向けて撫でると滑らかだが、逆に尾から頭に向けて撫でるとザラザラしている。これが俗にいう鮫肌である。これは泳ぐときにできる水流の乱れを少なくし、層流を保つことで水の抵抗を減らすことに役立っていると考えられる。

歯 [編集]

頭の先端は尖り、口は通常その後方下側に開く。口には鋭い歯が並んでいるものが多い。サメの歯は何列にも並び、いま使われている歯列のすぐ後ろには新しい歯列が用意されている。獲物を襲うなどして歯が1本でも欠けると、新しい歯列が古い歯列を押し出して、歯列ごと新しいものと交換される。歯列は何回でも生え変わり、1尾のサメが生涯に使う歯の数は最大で数千にのぼると考えられている。

目 [編集]

縞模様を嫌う。

ロレンチーニ器官 [編集]

サメにはロレンチーニ器官と呼ばれる感覚器官が存在する。これは微弱な電流を感知する電気受容感覚(Electroreception)の一種であり、これによりサメは100万分の1ボルトという極わずかな電位差を感知することが出来る。

サメは、この感覚器官により、光の届かない深海や、海底の泥に隠れている獲物も正確に発見し、捉えることが出来る。この電流感知の能力を逆に利用して、サメの嫌がる種類の電流を周囲に流し、サメを追い払う製品が発売されている[3]

生殖 [編集]

体内受精を行い、雄の腹鰭には交尾器(クラスパー)を備える。魚類の中では珍しく、オスメスが体を互いに生殖器を合わせる形の交尾をする。「鮫」漢字の由来については諸説あるが、その一つに交尾をする際、体をくねらせて泳ぐからという物がある。

卵生の他、胎生の種類が存在する。胎生は狭義には、哺乳類のように胎盤を形成する型のものを指すが、魚類では子宮の中で卵を孵化させる、いわゆる卵胎生も胎生に含める。卵生の種ではパッケージされた卵を産む種が多い。一部のサメでは子宮内で孵化した仔魚が産まれてくる卵や他の仔魚を食べて育つ。これは共喰いと呼ばれる行動の一種で、肉食性のサメに見られる。

一部のサメでは子宮内で孵化した仔魚が母体からの分泌物を吸収して育つ。一部のサメでは子宮内で胎盤様の器官を形成して母体から養分等の供給を受けて育つ(へその緒を持つ)。

単為生殖する個体が稀におり、2007年にシュモクザメが[4]、2008年にカマストガリザメが[5]、それぞれ1尾ずつ単為生殖で妊娠、出産していることが遺伝子解析によって確認された。ただし、カマストガリザメの方は妊娠中に死亡した。

食性 [編集]

肉食性のものが多いがプランクトン食性のもの(ウバザメなど)もいる。特に、大型の種は、プランクトン食性の傾向が強い。

肉食性の種は魚介類を中心に、海産哺乳類、海産爬虫類、海鳥などを獲物とする。大きな獲物を狙うものでは、人間がアザラシなどの獲物と間違えられることがあり、人喰い鮫と恐れられる[6]。サメから見てダイバーが騒々しい存在に映ることが多い一方で、サーファーは下から見るとアザラシと酷似しており襲われる危険性が高いとされている。海底に生息し貝等を狙う種は大人しく人が攻撃を受けることはほとんどない。

魚類の中でも最大級の部類に入るジンベエザメやウバザメは歯が小さく口を開けながら泳ぎ海水と共に飲み込んだプランクトンを鰓で濾過して食べる。このような摂食行動はマンタ(オニイトマキエイ)などにも見られる。

分類と代表的な種 [編集]

現生のサメ類は9目に分類され、上位分類として2上目を設ける。Nelson (2006) の分類によれば、現生サメ類は全てサメ亜区 Selachii の中に含まれる。板鰓亜綱における、化石種も含めた分類の全体的な概観を以下に示す。
Infraclass(下綱) Cladoselachimorpha (化石種)
Infraclass(下綱) Xenacanthimorpha (化石種)
Infraclass(下綱) Euselachii Division(区) Hybodonta (化石種)
Division(区) Neoselachii サメ亜区 Selachii ネズミザメ上目 Galeomorphi ネコザメ目
テンジクザメ目
ネズミザメ目
メジロザメ目

ツノザメ上目 Squalomorphi カグラザメ目
キクザメ目
ツノザメ目
カスザメ目
ノコギリザメ目


エイ亜区 Batoidea →エイ



以下、目のリスト。

ネコザメ目 Heterodontiformes [編集]

1科1属 - ネコザメ目
ネコザメ科 Heterodontidae ネコザメ Heterodontus japonicus
ポートジャクソンネコザメ Heterodontus portusjacksoni
シマネコザメ


テンジクザメ目 Orectolobiformes [編集]

7科14属 - テンジクザメ目
クラカケザメ科 Parascylliidae クラカケザメ Cirrhocsyllium japonicum

オオセ科 Orectolobidae オオセ Orectolobus japonicus

テンジクザメ科 Hemiscylliidae テンジクザメ Chiloscyllium indicum
イヌザメ Chiloscyllium punctatum
モンツキテンジクザメ Hemiscyllium trispeculare

トラフザメ科 Stegostomatidae トラフザメ Stegostoma fasciatum

コモリザメ科 Ginglymostomatidae コモリザメGinglymostoma cirratum

ジンベエザメ科 Rhincodontidae ジンベエザメ Rhincodon typus


ネズミザメ目 Lamniformes [編集]

7科10属 - ネズミザメ目
オオワニザメ科 Odontaspididae オオワニザメ Smalltooth sand tiger O. ferox
シロワニ Eugomphodus taurus

ミズワニ科 Pseudocarchariidae ミズワニ Crocodile shark P. kamoharai

ミツクリザメ科 Mitsukurinidae ミツクリザメ Mitsukurina owstoni

メガマウスザメ科 Megachasmidae メガマウスザメ Megachasma pelagios

オナガザメ科 Alopiidae ニタリ Alopias pelagicus
マオナガ Alopias vulpinus
ハチワレAlopias superciliosus

ウバザメ科 Cetorhinidae ウバザメ Cetorhinus maximus

ネズミザメ科 Lamnidae ホホジロザメ Carcharodon carcharias
アオザメ Isurus oxyrinchus
ネズミザメ(モウカサメ) Lamna ditropis


メジロザメ目 Carcharhiniformes [編集]

8科49属 - メジロザメ目
トラザメ科 Scyliorhinidae トラザメ Scyliorhinus torazame
ナヌカザメ Cephaloscyllium umbratile

ドチザメ科 Triakidae ドチザメ Triakis scyllium
ホシザメ Mustelus manazo
シロザメ Mustelus griseus
エイラクブカ Hemitriakis japanica

メジロザメ科 Carcharhinidae ヨシキリザメ (アオブカ、ミズブカ)Prionace glauca
イタチザメ(サバブカ)Galeocerdo cuvier
オオメジロザメ Carcharhinus leucas
メジロザメ(ヤジブカ) Carcharhinus plumbeus
ツマグロ Carcharhinus melanopterus
ヨゴレ Carcharhinus longimanus
ネムリブカ Triaenodon obesus
レモンザメ Negaprion acutidens
ヒラガシラ Rhizoprionodon acutus

シュモクザメ科 Sphyrnidae アカシュモクザメ Sphyrna lewini
シロシュモクザメ Sphyrna zygaena


カグラザメ目 Hexanchiformes [編集]

2科4属 - カグラザメ目
ラブカ科 Chlamydoselachidae ラブカ Chlamydoselachus anguineus

カグラザメ科 Hexanchidae カグラザメ Hexanchus griseus
エドアブラザメ


キクザメ目 Echinorhiniformes [編集]

1科1属 - キクザメ目
キクザメ科 Echinorhinidae キクザメ Echinorhinus brucus


ツノザメ目 Squaliformes [編集]

6科24属 - ツノザメ目
ツノザメ科 Squalidae アブラツノザメ Squalus acanthias
ダルマザメ Isistius brasiliensis
オンデンザメ Somniosus pacificus
フトツノザメ
アイザメ


カスザメ目 Squatiniformes [編集]

1科1属 - カスザメ目
カスザメ科 Squatinidae カスザメ Squatina japonica
コロザメ Squatina nebulosa


ノコギリザメ目 Pristiophoriformes [編集]

1科2属 - ノコギリザメ目
ノコギリザメ科 Pristiophoridae ノコギリザメ Pristophorus japonicus


食材としてのサメ [編集]





スーパーマーケットで売られるサメの切り身(栃木県)。




中華料理の高級料理として知られるフカヒレスープ




1966年に捕獲されたイタチザメ。体長は約4.3m、体重は約540kgである。
サメは食材としても用いられ、身肉は擂り潰して蒲鉾やはんぺんなどの魚肉練り製品に加工されることが多い。サメの肉は低カロリー、低脂質、高タンパク質、骨は全て軟骨質であるため子どもから老人までに適した食材であり、これまで食用の習慣のなかった地域でも見直される動きもある[7][8]。サメは体液の浸透圧調節に尿素を用いており、その身体組織には尿素が蓄積されている。そのため、鮮度が落ちるとアンモニアを生じてしまい、一般の魚のような料理には向かない。ただし、アンモニアがあるために腐敗が遅く、冷蔵技術が進む前の山間部では海の幸として珍重されていた場合もある[8]。幼魚は蓄積された尿素の量が少ないため意外と美味である。

古代の日本では記紀の因幡の白ウサギや出雲国風土記の安来郷の条にある説話における記述から、サメ(当時はワニと呼んでいた)の獰猛性について深い知識が伺われ、そういった背景のもと三河国から平城京へサメを送った木簡が出土しており、愛知県知多郡南知多町の北地古墳群や篠島の貝塚などから勇敢にもサメ漁に用いられたと考えられる釣り針やサメの歯などが出土[9]している。『ものと人間の文化史35 鮫』(矢野憲一著、法政大学出版局発行)によれば『延喜式』にサメを食材とした記述があり、斎宮寮に鮫の楚割 (さめのすわやり、干物と考えられている)が支給された記録がある[10]という。この鮫の楚割が伊勢神宮の神饌として供えられる干鮫であり、後述する三重県のサメのタレと同じものという話があるが、市販されるサメのタレの大部分は20世紀に改良された加工法で作られているのでまったく同じものではない。『ものと人間の文化史35 鮫』によれば、伊勢土産としてのサメのタレは、1773年(安永2年)の『宮川夜話草』に記され、サメを神饌とする神社は伊勢神宮のほかに千葉県香取市の香取神宮や愛知県津島市の津島神社があるという。

近年の日本では、マグロなどの延縄漁の外道として水揚げされるサメを有効に利用するため、後述する中華料理のフカヒレに加工し、国内消費のほかに主に中国に輸出することが多くなった。中国の経済発展に伴い出荷量が増え、これに合わせフカヒレの材料となるサメの水揚げが増えたため、近海物の減少など資源の枯渇が懸念されている。詳細は本記事の#保護の項目を参照。

なお、アメリカのFDAは、有機水銀が蓄積されている可能性が高いとして2003年に妊婦や授乳中の女性および子どもはサメを摂取しないよう勧告を行っている[11]。

広島県のわに料理 [編集]

広島県三次市などの備北地域(山間部)では昔から腐りにくい海の魚としてサメを用いた(ワニ料理)が好まれている(ただし「ワニ料理」には幼魚も成魚も関係なく、根強い人気がある)。この地方では刺身で食べるのが主流であったが、最近では、わにバ-ガ-やワニ丼といったサメを使った商品も販売されるようになってきている。 この外にも、日本各地では、古くから天日干しなどで保存食としサメが用いられているが、現在では漁獲技術が向上しており、鮮度が良いまま市場に出回ったり、漁獲後急速冷凍され市場に出回る。

三重県のサメ消費 [編集]

三重県の伊勢市[12]と鳥羽市沿岸部全域[13]ではサメのタレ(「さめんたれ」とも)と呼ぶサメの干物を食べる風習がある。鳥羽市では主にハモやタイの延縄漁の外道として水揚されたサメから生産され消費もされるが、伊勢市では消費のみで、サメの水揚量が多い勝浦漁港などの和歌山県[14]や気仙沼漁港のある宮城県[15]で水揚あるいは加工された干物が流通している。三重県以外の生産地ではサメのタレと呼ばず、さめしお・さめみりんなどと呼ぶことが多い。原料が外道であることもあり、加工するサメの種類は特に問わず、ホシザメ、シュモクザメ、トラザメ、ネコザメなど様々である[16]。

サメのタレは塩味のものと大正時代に考案されたというみりん味の2つに大別される。いずれも基本的に短冊状にサメの身を薄く切り出す。小魚と違い、魚の形をとどめない。直火で軽くこげる程度にあぶって食べることが多いが、ほかにも様々な利用法がある。

伊勢神宮の神饌を下げたあとに食べた(直会参照)ことによりサメの干物を食べる風習が残ったとする説があるが、この説では神宮神職と縁のない庶民や、鳥羽市全域に残ったことを説明できない。

サメのタレ以外では、鳥羽市では鮮度の高いサメを3枚におろし刺身で食べるが、タイに似た味がするという[17]。志摩市志摩町ではサメをなますにして食べるさめなます[18](「さめのなます」とも)という郷土料理があるが、ネコザメに限るという。

栃木県のサメ料理 [編集]

栃木県ではサメはモロと呼ばれ煮つけやフライなどにして食べられる。県内では非常にポピュラーな食材だがモロがサメだということを知らない県民も多い。 モロの多くは宮城県気仙沼漁港で水揚げされたネズミザメで、尾びれと背びれは高級食材のフカヒレ、頭は健康食品のコラーゲンやコンドロイチンになる一方、魚肉は関東地方などに出荷される[8]。 サメは死後、時間が経つと臭いがきつくなり、漁師町では敬遠されているが、内陸県の栃木では昔から重宝されてきた[8]。

フカの湯引き [編集]

九州や愛媛、または山陰地方や大阪の泉州地方の一部ではぶつ切りまたは切り身にしたサメを湯引いて酢味噌などに付けて食べるところもある。主にアンモニア臭の少ないシロザメやネコザメを用い、漁獲量の多い地方(下関など)のスーパーマーケットなどで手ごろな価格で求めることが出来る。長崎県では「ノーソ」、山陰では「ワニ」などの俗称を用いることが多い。湯引きにするとサメのアンモニア臭が緩和され、白く淡白な肉になる。

フカヒレ [編集]

詳しくはフカヒレの項を参照。 中華料理におけるフカヒレは鱶(サメ)のヒレを乾燥させたものである。フカヒレの総称を中国では魚翅(ユイツー)とも呼ぶ。その種類は大きく以下の2つに分けられる。
排翅(パイツー) 扇形のような形をしているもの。基本的に姿煮として提供される。主に背びれと尾びれが使われる。ヒレの大きさ·形·厚さで値段が大きく変わる 散翅(サンツー) 一本一本ばらばらにほぐしたもの。基本的にスープとして提供される。主に胸ヒレの部分が使われる。排翅と比べると値段は比較的安い。
コラーゲンが豊富で美容に良いと女性に人気である一方、水銀やその他の重金属が含まれていることがあり、特に妊婦への危険性があることはあまり知られていない。サメは食物連鎖のトップにいるため、小魚を大量に食べ重金属の蓄積量が多い。また、特にフカヒレは前処理として乾燥させるため、重量あたりの水銀濃度が高くなってしまうためである[19]。

特にメチル水銀により汚染されたフカヒレを食べ続けることにより水俣病などの発症の可能性があり、実際に報告例もあるが、この危険性は感受性の高い胎児に対しては特に高くなる。一方で一般成人に対しては危険性は比較的低い[20]。水銀による汚染レベルにもよるが、ただちに症状として現ることは少なく、様々な精密な検査ではじめて検出されるものである。

材料としてのサメ [編集]





鮫皮のおろし金 皮 サメの皮には独特の凹凸が有り、このためヤスリ等の材料として用いられる。最も身近な物ではわさび専用のおろし金等がある。金属製のおろし金と異なりワサビの植物細胞をより多く潰すためワサビ独特の風味がよく出る。このため料亭や寿司屋などで多用されている。なお、日本刀の柄に使用される鮫皮はサメではなくエイの仲間の物が使われる。 内臓・軟骨 サメの肝臓からはスクアレンと呼ばれる物質が採取され肝油として珍重されている。この外、軟骨などから、コンドロイチンが採取され健康食品などに利用されている。 歯 装飾品として加工されている。
漁業 [編集]

統計 [編集]





世界サメ漁獲量の変化
2003年に九十万トンに達したのちは減少している。[21][22]





漁獲量(トン)[23]




インドネシア

112,000



スペイン

77,300



インド

72,100



パキスタン

51,200



台湾

45,900



メキシコ

35,300



日本

33,100



アメリカ

30,900



スリランカ

28,000



アルゼンチン

25,700



マレーシア

24,500



フランス

22,800



ブラジル

18,500



ニュージーランド

17,700



イギリス

17,400



タイ

16,200



ペルー

15,400



韓国

15,400



モルディブ

13,500



カナダ

13,500



ナイジェリア

13,200



セネガル

10,800



ポルトガル

9,100



オーストラリア

8,100



合計

828,400



陸揚げ漁港 [編集]

日本国内で水揚げされるサメ類のうち、約9割は気仙沼漁港が占める[7][8]。
2002年度 第1位 - 気仙沼漁港(宮城県)
第2位 - 八戸漁港(青森県、八戸市には「鮫」という名称の地区や鮫駅がある)
第3位 - 銚子漁港(千葉県)
第4位 - 三厩漁港(青森県)
第5位 - 長崎漁港(長崎県)


保護 [編集]

サメのヒレはフカヒレとして多くのアジア諸国で珍重されており、また前述のようなサメ製品もあり、その需要が世界中で高まるにつれて、サメ絶滅の危機はしだいに深刻化している。サメは海洋生態系の頂点に位置するので元来数が少なく、サメは成長が遅く、子どもを少ししか生まないため繁殖率が低いことも要因である。しかし、サメの保護が進んでおらず、減少の一途をたどっている[24]。

サメの保護の沿革 [編集]

1997年以降、19種のサメ(ホホジロザメ、ジンベエザメ、カリビアン・リーフ・シャーク(Carcharhinus perezi、メジロザメ科)、ウバザメ、シロワニ、ビッグアイ・サンドタイガー(Odontaspis noronhai、シロワニの仲間)、バケアオザメ、ドタブカ、ナガハナメジロザメ、ハビレ、ガラパゴスザメ、クロヘリメジロザメ、ハチワレ、カグラザメ、ビッグアイ・シックスジル(Hexanchus nakamurai、カグラザメの仲間)、エビスザメ、カリビアン・シャープノーズ(Rhizoprionodon porosus、ヒラガシラの仲間、メジロザメ科)、スモールテール(Carcharhinus porosus、メジロザメ科)、アトランティック・エンジェル・シャーク(Squatina dumeril、カスザメの仲間))をアメリカに水揚げすることが全面的に禁止される。
2002年9月24日 - 80近い加盟国がある「渡りと行う動物たちのためのボン会議」(CMS) で、ホホジロザメが保護種になる。
2002年11月 - オーストラリアのニューサウスウェールズ州がシロワニのために、海岸沿いに新たに10個の保護区を設ける。この海域では、いかなる漁やダイビングも禁止されている。
2002年11月 - ジンベエザメとウバザメが、ワシントン条約会議 (CITES) で『付属書2』に登録され、保護種になる。
2003年7月4日 - EUが、フカヒレを目的にしたサメ漁を禁止するとを発表。
2003年7月17日 - 中央アメリカにあるベリーズ付近の海域(ベリーズ南東沖のリトル・ウオーター・キーとその周辺海域の1360ヘクタール)が、ジンベエザメの保護区に指定される。この海域は毎年、ジンベエザメが群れをつくって集まってくることで有名。
2003年9月18日 - ポリネシアの環境大臣が、フカヒレ漁が禁止の方向に向かっていると発表。
2003年9月24日 - パラオ政府が、本島を中心とする半径93キロ・メートルの海域での外国船によるフカヒレ漁を禁止。
2003年12月16日 - アメリカ領サモア諸島の知事が、フカヒレ漁、およびフカヒレの陸揚げの禁止を決定すると発表。
2004年10月12日 - ホホジロザメのワシントン条約の『付属書2』への登録が決定。ワシントン条約でも保護種になる。
2004年 - アメリカ大西洋岸のスポーツフィッシングが規制されて、一隻の船で捕獲できるサメは、1航海で1尾までになる。しかもサメは体長135センチ・メートル以上でないと捕獲できない(ウチワシュモクザメだけは例外)。この「1隻につき1尾のサメ」の対象となるのは、コモリザメ、ニシレモンザメ、オオメジロザメ、イタチザメ、シュモクザメ類、メジロザメ、カマストガリザメ(メジロザメ科)、そしてハナザメ(メジロザメ科)など。
2009年9月28日 - パラオ共和国のジョンソン・トリビオン大統領が商業的漁業を禁止したサメの保護区設立を表明。

神話におけるサメ [編集]

この魚は、現代ではサメと呼ばれることが一般的だが、鰐(ワニ)や、鱶(フカ)という呼称も古くから使われており、日本の古典では『古事記』や『風土記』にも「ワニ」として登場する。現在でも、出雲弁ではサメのことをワニと言う。また、フカという呼称は鱶鰭(フカヒレ)などの言葉に今も残っている。

『古事記』では、大国主の因幡の白兎の伝説に登場する。また、のちに山幸彦こと火遠理命が娶った海神の娘、豊玉毘売(トヨタマビメ)も、出産の際に八尋和邇(ヤヒロワニ)の姿と化していた。 このほか、志摩市磯部町には、鮫は『龍宮の使い』であり、川を遡り、7尾の鮫が伊雑宮に参拝するという伝承がある。

また、『出雲国風土記』の安来郷のくだりには、語臣猪麻呂(かたりのおみゐまろ)の娘が岬に遊んでいた折、和爾(ワニ)が現れて喰い殺されたという記事がある。そのことを知った父猪麻呂は激しく嘆き悲しんでいたが、ある日、思い立って矢や鋒を鋭く研ぎ澄まして天神地祇に祈ったところ、百余尾の和爾が一尾の和爾を囲み猪麻呂のところに連れてきた。そこで猪麻呂はその真ん中にいる一尾の和爾めがけて鋒で刺し殺した。殺した和爾を捌くと、体内から娘の脛が出てきたので、仇討ちとしてその和爾を道端に串刺しにして晒したという。

このように、日本神話においてサメは縁深い存在であった。

琉球の神話や伝承では、サメは海神の使いであるとされ、神聖な生き物とされていた。人間に襲い掛かり喰らうという獰猛なイメージよりも、溺れた人間を救ったり、神の意思に背き悪事を働いた者を喰い殺すという伝承が多く、海の平穏を守る番人の様なイメージが大きい。病気の母親に滋養を付けさせるために、悪天候の中無理をして漁に出た親孝行な若者の舟が波に飲まれ沈没し溺れた時に、海神の使いである黄金色のサメが現れ、背鰭に若者を捕まらせて無事に村まで送り届けたという昔話も残っている。

古代サメ [編集]

古生代デボン紀頃より化石が出るが、大部分は歯の化石である。骨格が軟骨性なので、全身の化石が出ることは極めて稀である。従って、復元は想像に頼る点が大きい。カルカロドン・メガロドン(ムカシオオホオジロザメ)などの巨大な歯は天狗の爪と呼ばれる。





古代サメの化石を用いたアクセサリー クラドセラキー
ヘリコプリオン
クセナカンタス
ベタロダス
クラドダス
アクロダス
ヘクサクス
クレトキシリナ
ヒボーダス
スクアリコラックス
カルカロクレス(カルカロドン)・メガロドン
カルカロドン・カルカリス
イスルス
イスルス・ハスタリス
オクトダス
ヘミプリステス
ノチダノドン
カルカロドン
カルカリヌス
スカパノリンカス
カグラザメ
アステラカンタス

関連作品 [編集]
『ジョーズ』
『シャークウォーター 神秘なる海の世界』
ソウル・サーファー

鮫を含む語句 [編集]
サメ肌 荒れてザラザラしたヒトの皮膚を指す。鮫の皮は滑り止めとして日本刀の柄に巻いたりワサビおろしに用いることから、古来の日本の生活では身近に目に触れた。また競泳用の水着の素材や模様を形容している。 鮫トレード シャークトレードとも。トレーディングカードなどにおいて、片方が一方的に損をするトレードを指す。 英語圏ではあたり構わず物事を遂行する行為や、その時得ることができる全ての利益を総取りする行為を「シャーキング(Sharking)」と呼ぶ。派生語も存在し、悪徳な高利貸しや闇金融を指すローン・シャーキング(loan-sharking)が有名。また街角で見知らぬ人物に対して突然殴りかかる、着ている服を脱がせるなどの行為を撮影したビデオはシャーキング・ビデオ(Sharking-video)と呼ばれ、それの愛好者による専門サイトも存在する。もちろんこれらの行動は暴行罪などの罪に問われる可能性が高いのだが、近年模倣行為が頻発していることからイギリスなどで社会問題化している。
脚注 [編集]



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1.^ 2012年3月26読売新聞「生きるぞ と励まし合い、サメと闘い救助待つ」
2.^ 失速とは異なる。詳細は失速参照。
3.^ “サメが嫌がる電気パルスを発信する新リーシュコード”. 2012年2月25日閲覧。
4.^ 2007年5月22日付「Biology Letters」電子版。Demian D. Chapman et al., "Virgin Birth in a Hammerhead Shark," Biology Letters, DOI 10.1098/rsbl.2007.0189 (2007). [1]
5.^ 謎の妊娠:サメの単為生殖を確認
6.^ しかし、これらは人間が他の動物と誤認されたのであって、餌として認識しているわけではない。実際には人間が先に脅かしたか、危害を加えたケースも少なくない。
7.^ a b “【特報 追う】サメ肉料理 目指せ宮城の名産品 官民連携課題は「臭み」”. MSN産経ニュース (産業経済新聞社). (2007年12月14日) 2009年9月4日閲覧。
8.^ a b c d e “新年企画 食べるって何だ? 郷土の味 知恵凝縮”. 朝日新聞栃木版 (朝日新聞社). (2009年1月1日) 2009年8月10日閲覧。
9.^ 『南知多町 歴史・文化財』 - 南知多町
『愛知 三河 篠島 しのじま.インフォ』
10.^ 『三重大学教育学部研究紀要 第52巻 人文・社会科学(2001)』P.36「斎王は何を食べていたか」(成田美代) - 三重大学
11.^ What You Need to Know About Mercury in Fish and Shellfish,2004 EPA and FDA Advice For: Women Who Might Become Pregnant, Women Who are Pregnant, Nursing Mothers, Young Children.
12.^ さめのたれ - 伊勢志摩きらり千選(財団法人伊勢志摩国立公園協会)
13.^ 『鳥羽市史 下巻』(1991年3月25日発行、編集:鳥羽市史編纂室、発行:鳥羽市役所)P.537
14.^ 『宮城県水産研究報告 第3号 (2003)』「遠洋ヨシキリザメ加工品の試作」(宮武哲朗、尾形政美、鈴木金一、小松博志) - 宮城県水産加工研究所
15.^ 『ヨシキリザメ 天日干し 古座町の水産加工会社で』 - 紀伊民報
16.^ 『鳥羽市史 下巻』P.537
17.^ 『鳥羽市史 下巻』P.537
18.^ さめなます - 伊勢志摩きらり千選(財団法人伊勢志摩国立公園協会)
19.^ 水銀は筋肉、脂肪中に蓄積されヒレ金糸中には入っていないとされている。また、フカヒレは乾燥状態で食されることは無い。水銀は自然界に存在する重金属の一つである。食物連鎖の頂点に位置するサメは、多くの餌を長期間摂食することにより海水中の水銀を生物濃縮すると考えられている。
20.^ メチル水銀を多く体内に蓄積している魚介類には、マッコウクジラ、ツチイルカ、ゴビレゴンドウ、クロマグロ、インドマグロ、メバチマグロ、メカジキ、キンメダイ、サメ(筋肉)などがあげられる。サメ(筋肉)とあるのは、フカヒレにはいっていないことを指していると思われる。
21.^ “THE STATE OF WORLD FISHERIES AND AQUACULTURE”. Food And Agriculture Organization (2008年). 2009年9月30日閲覧。
22.^ Linn, Lisa (2008年12月15日). “Shark fin soup alters an ecosystem”. CNN 2010年5月23日閲覧。
23.^ FAO Fishery statistics Capture Production Vol.90/1 2000
24.^ FAOによると、およそ1億尾のサメが毎年死んでいる。

関連項目 [編集]





ウィキメディア・コモンズには、サメに関連するメディアがあります。

エイ
板鰓亜綱
軟骨魚綱
魚の一覧
ワニ料理
鮫の夏

外部リンク [編集]
サメの海
サメの部屋へようこそ!
サメってば
サメナンコツ - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)


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オオスズメバチ
1 名前:匿名

2013/03/20 (Wed) 18:30:12

オオスズメバチ

分布 [編集]

東アジア、日本(北海道から九州、南限は屋久島、種子島近辺)

亜種 [編集]
Vespa mandarinia mandarinia - 基亜種。
Vespa mandarinia japonica - 日本の北海道から九州に分布しており、南限は屋久島、種子島近辺。英名はJapanese giant hornet。

形態 [編集]

体長は女王バチが40~50mm、働きバチが27~38mm、雄バチが 27~40mm[1]。頭部はオレンジ色、胸部は黒色、腹部は黄色と黒色の縞模様で、羽は茶色。雄バチは毒針(産卵管)を持たない。

生態 [編集]

以前は標準和名として『オオスズメバチ』の他に単に『スズメバチ』を用いることも多かった。

木の根元などの土中、樹洞などの閉鎖空間に巣を作る。巣は枯れ木などから集めた繊維を唾液のタンパク質で固め和紙のようにし、これを使用し六角形の管を作っていく。この管が多数集まった巣盤を、数段つらねる。

日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒をもち、かつ攻撃性も非常に高い。オオスズメバチ日本亜種の半数致死量(LD50)は4.1mg/kgである[2]。毒針による攻撃のほか、同時に強力な大顎で攻撃対象の皮膚を大きくえぐるといった行動もあるので被攻撃者は大怪我をも伴う。またこの毒液中にはアルコールの一種からなる警報フェロモンが含まれており[3]、巣の危機を仲間に伝える役割を果たしている。狩りをする時は、時速約40kmで飛翔することができ、一日約100kmもの距離を飛翔する[4]。

夏季に幼虫に与えられる餌はコガネムシやカミキリムシといった大型の甲虫類、あるいはスズメガなどの大型のイモムシ等である。これらの大型昆虫が減少し、また大量の雄蜂と新女王蜂を養育しなければならない秋口には攻撃性が非常に高まり、カマキリの様な肉食昆虫も襲撃対象としたり、スズメバチ類としては例外的に集団でミツバチやキイロスズメバチといった巨大なコロニーを形成する社会性の蜂の巣を襲撃することで需要を満たす。これらの巣の働き蜂を全滅あるいは逃走させた後は、殺戮した働き蜂の筋肉に富む胸部も幼虫の餌となるが、こうした大量の死体は処理しきる前に腐敗が始まり餌として適さなくなるため、主に占領した巣の中から時間をかけて大量の生きたさなぎや幼虫を肉団子にしつつ運び出す。

より大型の巣を作り、多数の働き蜂を擁するキイロスズメバチの巣を襲撃した場合、オオスズメバチ側にも大きな被害が出るが、コロニー自体が巨大なため、巣の占領に成功すれば損害に見合う大量の幼虫やさなぎを獲物として収穫できる。しかしチャイロスズメバチの巣を襲撃した場合に、チャイロスズメバチは他のスズメバチ類に比べて強靭な外骨格をもつため、大顎や毒針による攻撃が必ずしも有効に機能せず、逆に撃退されることもある。





樹液を吸うオオスズメバチ
また、クヌギなどの樹液に集まり、樹液を採取する。同じく樹液を採取するカブトムシを追い払う事もあるという。

天敵としてはキイロスズメバチやクロスズメバチ類と同じように、オオスズメバチも餌にするハチクマや、本種の腹部に寄生する寄生昆虫のネジレバネの一種があげられる。また、襲撃対象のひとつであるオオカマキリに逆に捕食される事がある。

人との関わり [編集]

養蜂における影響 [編集]

日本産亜種であるニホンミツバチを含むトウヨウミツバチ(Apis cerana)の巣を襲撃した場合、集団攻撃前に撃退されなければ、巣を占拠できる。集団攻撃前の撃退は、オオスズメバチの働き蜂が単独で偵察している段階、つまりオオスズメバチが集合フェロモンにより同じ巣の働き蜂を集結させる前の段階で、ミツバチが集団で敵であるオオスズメバチを押し包む行動によって蜂球が作られ、その内部はオオスズメバチの致死温度(44~46℃)に近い46℃にもなり、かつ蜂球内の二酸化炭素濃度が約3%ほどになり、オオスズメバチの致死温度を下げることにより、蒸し殺される[5]。

この種に対抗するすべをほとんど持たないセイヨウミツバチ(A. mellifera)の場合は攻防の関係は一方的で、養蜂家による庇護がなければ必ずといっていいほど全滅を余儀なくされる(数十匹ほどのオオスズメバチがいれば4万匹のセイヨウミツバチを2時間ほどで全滅させられる)[6]。このことが、飼育群からの分蜂による野生化が毎年あちこちで発生しているにもかかわらず、セイヨウミツバチが日本で勢力拡大するのを防ぐ要因になっている。実際、オオスズメバチの生息しない小笠原諸島ではセイヨウミツバチの野生化群が増加し、在来のハナバチ類を圧迫して減少させていることが確認されており、これらのハナバチ類と共進化して受粉を依存している固有植物への悪影響が懸念されている。

食用 [編集]

詳細は「はちのこ」を参照

熊本県球磨地方[7]や宮崎県の高千穂のように、地方によっては幼虫やさなぎ、成虫を珍味として食す習慣がある。また、成虫をはちみつや焼酎につけ込んだものも見られる。成虫の場合、毒針を取り除く。

また、本種そのものを食すわけではないが、本種の幼虫が成虫に与える餌の成分を参考にして作られた栄養ドリンクやサプリメントが、日本をはじめとするアジアやヨーロッパで販売されている。

関連項目 [編集]
スズメバチ

参考文献・脚注 [編集]

1.^ オオスズメバチ 、 森林総合研究所、2010年4月18日閲覧
2.^ HORNET VENOMS:LETHALITIES AND LETHAL CAPACITIES, Justin O. Schmidt et al, 1986
3.^ Insect signalling: Components of giant hornet alarm pheromone(オオスズメバチの警報フェロモン)、 Nature、 2003
4.^ Brian Handwerk, "Hornets From Hell" Offer Real-Life Fright, National Geographic News(October 25, 2002)、2010年4月18日閲覧
5.^ ニホンミツバチ、CO2と熱で天敵撃退、京都新聞ウェブニュース(2009年8月13日9((木))、2010年4月18日閲覧
6.^ オオスズメバチの「警報フェロモン」の成分を突き止めた、小野正人、MATSUNAGA Waki、環境goo、2010/04/17閲覧
7.^ ススメバチの子(すずめばちのこ)球磨郡、熊本県地域振興部文化企画課博物館プロジェクト班、2010年4月18日閲覧



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81


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ニホンマムシ
1 名前:匿名

2013/03/20 (Wed) 18:28:14

https://bbs5.fc2.com//bbs/img/_774300/774209/full/774209_1363771695.jpg





ニホンマムシ



「まむし」はこの項目へ転送されています。関西における鰻については「ウナギ」をご覧ください。

ニホンマムシ
ニホンマムシ Gloydius blomhoffii


分類


動物界 Animalia



草むらに潜むニホンマムシ(高精細画像)


とぐろを巻いたニホンマムシ
ニホンマムシ(日本蝮、Gloydius blomhoffii)は、クサリヘビ科マムシ属に分類されるヘビ。単にマムシとも呼ばれる。特定動物。毒蛇。




目次
[非表示] 1 解説 1.1 形態
1.2 生態
1.3 毒
1.4 分布

2 咬傷の症状と処置 2.1 症状
2.2 処置

3 人との関係 3.1 薬用
3.2 渾名

4 関連項目
5 参考文献
6 脚注
7 外部リンク


解説 [編集]

形態 [編集]

全長45 - 80センチ・メートル。まれに体長が1メートル近くになる。北海道産の個体は大型で、60センチ・メートルを越える個体が多い。伊豆大島には「赤まむし」の別名を持つ体色が赤い個体が多いと言われる。

全長に比して胴が太く、体形は太短い。頭は三角形で、瞳が縦に長い大きな目とピット(熱感知器官)を持つ。舌は暗褐色。体色は淡褐色で、眼線がかなりはっきりしており、20対前後の中央に黒い斑点のある俗に銭型とも呼ばれる楕円形の斑紋が入る。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は21列。尾は短い。幼蛇の場合は尾の先端が黄色になっている。

生態 [編集]

食性は動物食で、小型哺乳類、小型爬虫類、両生類等を食べる。平地から山地の森林、藪に棲む。水場周辺に多く出現し、山間部の水田や小さな川周辺で見かけることも多い。時に田畑にも現れる。夜行性だが、冬眠直前や直後の個体、妊娠中のメスは日光浴のため昼間に活動することもある。繁殖形態は卵胎生で、夏に交尾し翌年の 8- 10月に1回に5 - 15匹の幼蛇を2 - 3年に1度産む。

日本で最も多くの被害を出している[要出典]ヘビである。しかし性質は臆病で、よほど接近しすぎない限りはマムシの方から人を咬みに来ることはない。また、危険を感じると尾を寝かせた状態で細かく振るわせ、地面などを叩いて音を出して威嚇するが、これは他のヘビにも見られる行動である。野外で出会って威嚇を受けても、それ以上近寄らずに無視して遠巻きに通り過ぎればほとんど害はない。

毒 [編集]

咬傷による死亡率は高くないが、年間約3,000人が被害を受け、死者は5 - 10名程度とされる。これは小型であるため毒量が少ないことや、基本的に出血毒であり神経毒が少ない(「ない」とする研究者もいる)ため、効果が局所的に留まり身体全体を冒さないためである。しかし、量は少ないが毒性そのものではハブよりもはるかに強く、ハブの2 - 3倍はあるので、充分な注意が必要である[1]。

ニホンマムシ毒は出血毒の一種で、マウス腹腔内投与による致死量(LD50値)は1.22±0.40mg/kgとされる[2]。

おもな成分と作用は、
ブラジキニンを遊離する酵素:末梢血管の血管拡張を行い血圧を降下させる。
ホスホリパーゼA2:溶血作用に関与する。
トロンビン様酵素:細胞膜を溶解する酵素や血液凝固系に作用する。
アリルアシダーゼ、エンドペプチダーゼ:タンパク質分解酵素で、咬傷部の骨格筋変性に作用する。
出血因子:毛細血管に作用し、強力に体内出血を誘発する。

などである。

分布 [編集]

日本(北海道、本州、四国、九州、大隅諸島)、伊豆大島、八丈島

参考:中国、朝鮮半島などに亜種が生息する。対馬に住むツシママムシ(Gloydius tsushimaensis)は本種とは別種(亜種ではない)とされる。[3]

咬傷の症状と処置 [編集]

症状 [編集]

咬傷を受けて20 - 30分後、激しい疼痛、出血、腫脹がおきる。1 - 2時間後、皮下出血、水泡形成、リンパ節の腫脹と圧痛。発熱、めまい、意識混濁など。1時間以上経過しても、疼痛・腫脹がおきない場合は、毒素が注入されなかった可能性がある。重症な場合、体液減少性ショック、血圧低下、眼筋麻痺による霧視・複視・視力低下。腫脹部に筋壊死を生じることもある。死亡例の多くは受傷後、3 - 4日後に集中する。重篤な場合は、呼吸不全[4]。

3 - 9日後、急性腎不全による乏尿、無尿、蛋白尿、血尿。

処置 [編集]

咬傷を受けた場合安静にする。身体を激しく動かすと体液の循環が促進され、その分毒のまわりが早くなる。牙跡は通常2ヶ所(1 - 4ヶ所である場合もある)で、現場で可能な処置は、咬傷部より心臓側で軽く緊縛(緊縛も後述の乱切や吸引同様、問題視されつつあり、するのであれば軽く緊縛するのが無難である)。毒蛇に咬まれた時の応急措置として「口で毒を吸い出す」と言われているが、『素人による切開・毒素の吸引は行わない』こと。咬まれた時間や状況が説明出来るように覚えておく。

速やかに処置可能な医療機関でマムシ抗毒素血清投与などの治療を受ける。6時間以内の血清投与が推奨されており、少なくとも24時間は経過観察が必要。血清投与に際しては、アナフィラキシー・ショックに十分注意[5]し投与する(また、医療機関における乱切や吸引も問題視されつつある)。血清投与後、7 - 10日して2 - 10パーセントで遅延型アレルギーを起こした場合は、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を投与する。

血清投与に関わる諸問題を回避するため、台湾に自生するタマサキツヅラフジ (Stephaniecepharantha) から抽出されたアルカロイド系のセファランチン (Cepharanthin) が使用される場合がある[2]。

人との関係 [編集]

薬用 [編集]

マムシの皮を取り去り乾燥させたものを、反鼻(はんぴ)と呼び漢方薬として滋養強壮などの目的で用いる。また、胆嚢を乾燥したものは蛇胆(じゃたん(通称じゃったん))とよばれ反鼻よりも滋養強壮効果が高いとされる(蛇胆は、ハブやコブラの場合もある)。反鼻や蛇胆は栄養ドリンクなどによく使用されている。「マムシドリンク」・「赤まむし」といえば動物生薬を使った栄養ドリンクの代表格でもある。

民間療法では強精効果を目的に乾燥させた身や生の身を焼酎漬けにして飲用する場合があり、マムシ酒(まむしざけ)と呼ばれる。また、目玉は生で飲用することもある。生の身をマムシ酒にする際は、1か月ほど餌を与えずに飼ってその間に体内の排泄物を全て出させるのだが、その状態でもまだ生きている。そのため、一般にはかなり生命力のある生物と思われる事が多いが、1か月の絶食でも生きているのは変温動物であるがゆえにエネルギー消費が小さいのが原因である。ただし、この方法でマムシ酒を造る場合、アルコール濃度が低いと腐敗してしまう可能性が高い。特に体色が赤めのものは赤マムシと呼ばれ薬効が高いとされるが、成分は他の個体と変わらない。マムシ酒は薬用酒として飲用されるだけでなく打撲傷に使用されるほか、化膿性の傷に湿布として利用されることもある[要出典]。科学的な根拠は確認されていない。

渾名 [編集]

日本人にとって最も身近な毒蛇であることから、渾名(あだな)に使われる場合がある。毒蛇としての印象から、クセのある、どちらかといえば粗暴もしくは陰険な人物の渾名とされることも多い(例:斎藤道三・鳥居耀蔵・栃錦清隆など)。また、たとえば毒蝮三太夫のように奇抜な芸名として用いられる場合もある。

植物の名にはマムシグサがある。これは茎のまだら模様がマムシに似ていることが由来である。

また、関西では料理において鰻丼のことを「まむし」、あるいはウナギの釜飯をまむし釜飯と言うことがあるが、呼び名の由来は本種とは無関係である。

関連項目 [編集]
クサリヘビ科
ツシママムシ

参考文献 [編集]
『原色ワイド図鑑3 動物』、1984年、学習研究社、146頁。
『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、2002年、ピーシーズ、327頁。
『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、2004年、小学館、134頁。

脚注 [編集]

1.^ ただしマムシ毒は、一説には捕食対象である小動物に特異的に効き、対人効果は数値に現れる程ではないともされる。イヌ・ネコはマムシ毒に対する耐性が強く、成体であれば咬まれても死ぬことはほとんどない。
2.^ a b ニホンマムシ毒(Agkistyodon halys blomhoffii)毒による致死および循環器系障害に対するCepharanthinの作用日本薬理学雑誌 Vol.98 , No.5(1991)pp.327-336。なお、標題中の Agkistyodon halys blomhoffii は本種の古いシノニム Agkistrodon halys blomhoffii の誤りと思われる。
3.^ 多数のマムシがいることで有名な中国旅順沖の蛇島にいる蛇もGloydius shedaoensisという別種の蛇である。
4.^ マムシ咬傷により急性腎不全および呼吸不全を呈したが救命しえた1例日本救急医学会雑誌 Vol. 21 (2010) No. 10 P 843-848
5.^ まむしウマ抗毒素によるアナフィラキシーの1例日本小児アレルギー学会誌 2008; 22: 357-362

外部リンク [編集]
マムシ(咬傷) (PDF) 財団法人 日本中毒情報センター
マムシ咬傷35例の検討 重田 匡利, 久我 貴之, 工藤 淳一, 山下 晃正, 藤井 康宏. マムシ咬傷35例の検討 . 日本農村医学会雑誌 2007; 56: 61-67
マムシの毒性 2007/8/17 医薬品情報21
マムシ(咬傷) pit viper (bite) (PDF) 新潟県立六日町病院
(財)日本蛇族学術研究所公式ホームページ(咬傷の診断)

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